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ビートルズ「Lovely Rita」 ポール・マッカートニーが書いた歌詞の草稿が1億円で売りに出される

2024/03/23 21:36掲載
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Paul McCartney’s ‘Lovely Rita’ Rough Draft - Courtesy of Biblioctopus
Paul McCartney’s ‘Lovely Rita’ Rough Draft - Courtesy of Biblioctopus
ビートルズ(The Beatles)『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』の収録曲「Lovely Rita」。ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が書いた歌詞の草稿が65万ドル(約1億円)で売りに出される予定です。

これは、ニューヨークのマンハッタンのパークアベニュー・アルモニーで4月1日から4日まで開催される<ABAAニューヨーク国際古書フェア>で販売されるお宝のひとつです。

「Lovely Rita」は、語り手と女性の交通取締官との恋愛を模様が描かれています。

ノートから切り取られた断片には、黒字で歌詞の草案が7行書かれ、それに青いペンで変更が加えられています。


(Courtesy of Biblioctopus)

当初は「writing all the numbers in her little black book」と書かれていましたが、「filling in a ticket with her little blue pen」と変更されています。最終的には、さらに変更が加えられ、録音された歌詞は「filling in a ticket in her little white book」となっています。

ロサンゼルスを拠点とする希少本ディーラーである、Biblioctopusのディレクター、アレックス・ヒメは「この草稿から、曲つくりのプロセスを見ることができます」 とコメントしています。

この草稿は、1990年代にオークションでディーラーが購入し、保管されていました。当時の価格は20,000ドルほどでした。