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ポール・マッカートニー 「Yesterday」の歌詞の一節は母親との会話を思い出して書いたものだと語る

2024/02/26 20:57掲載
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Paul McCartney
Paul McCartney
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)は自身のポッドキャスト『A Life in Lyrics』で、ビートルズ(The Beatles)「Yesterday」の歌詞の一節、“I said something wrong, now I long for yesterday(間違ったことを言ってしまった、今は昨日が恋しい)”について、母親との会話を思い出して書いたものだと話しています。

「後から振り返ってみて初めて、それを理解することがある」

「ある日、母に恥をかかせてしまい、とても恥ずかしい思いをしたことをはっきりと覚えている」

ポールは、母親の発音を直してしまい、恥ずかしい思いをさせてしまったと説明しました。

「母は、僕らがちょっとお上品だと思うような話し方をしていたんだ。

母は“ポール、彼に行くかどうか聞いてくれない?”みたいなことを言っていた。僕は“Arsk?Arsk!Askだよ、ママ”と言った。そしたらママは、ちょっと恥ずかしそうだった。そのあと、“ああ、あんなこと言わなきゃよかった”と思ったのを覚えてるよ。そして、それが僕の心に残った。母が亡くなってから“ああ、本当にそうすればよかった......”と思ったんだ」

「母が亡くなったとき、“I said something wrong(間違ったことを言ってしまった)”と思ったよ。あのクレイジーで小さなことを思い出したんだ」

「Yesterday」は、「大切な人との別れ」を嘆く様子が描かれています。大切な人は恋人と思われていましたが、ポールは以前にも、この曲は14歳の時に死別した母親への想いを綴ったものだと述べていました。今回のポッドキャストではこう話しています。

「だから、わからないんだ。こんなことあるかね? 無意識のうちに(失恋の)女の子の歌詞の中に、本当は亡くなった母親のことを入れてしまうなんてね? それは本当かもしれないと思う。歌詞を見れば、なんとなくしっくりくるからね」