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ビートルズの前身バンド、クオリーメンのメンバーだったジョン・“ダフ”・ロウが死去

2024/02/24 20:38掲載
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John 'Duff' Lowe
John 'Duff' Lowe
ビートルズ(The Beatles)の前身バンド、クオリーメン(The Quarrymen)のメンバーだったジョン・“ダフ”・ロウ(John 'Duff' Lowe)が死去。ビートルズ研究の第一人者マーク・ルイソンによって明らかにされています。クオリーメンの公式サイトでも訃報を伝えています。死因は明らかにされていません。81歳でした。

ジョン・“ダフ”・ロウは1942年4月リバプール生まれ。

1958年、彼は友人のポール・マッカートニーからクオリーメンでピアノを弾かないかと誘われて加入。同年7月、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ドラマーのコリン・ハントン、ジョン・“ダフ”・ロウの5人は初レコーディングを行う。バディ・ホリー「That'll Be The Day」のカヴァーと、マッカートニーとハリソンのオリジナル曲「In Spite Of All The Danger」の2曲を録音した。プレスは78回転レコード1枚だけで、このレコードは長年に渡ってロウが所持していた。最終的に1981年にマッカートニーが買い取り、この音源は多くの修復を経て、1995年にアルバム『Beatles Anthology 1』に収録された。

ロウはレコーディング後に脱退。その後、1960年8月、クオリーメンはビートルズと改名した。

1990年代、クオリーメンは再結成し、ロウはロッド・デイヴィスとともに唯一のオリジナル・クオリーメンとして参加した。1994年にはアルバム『Open for Engagements』もリリースした。