ロバート・プラント(Robert Plant)は2023年10月のチャリティー・コンサートで、16年ぶりに
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「Stairway To Heaven」を演奏しました。プラントは米ローリングストーン誌の新しいインタビューの中で、この曲を演奏するのは、おそらくこれが最後になるだろうと話しています。
「Stairway To Heaven」はプラントが演奏したがらないことで有名な曲ですが、このチャリティー・コンサートでは多額の寄付をした人物の意向で演奏することになったと関係者が以前に話していました。詳しくは
こちら。
プラントは久しぶりの演奏について、米ローリングストーン誌でこう話しています。
「カタルシスを感じたよ」「この曲は僕にとって、当時の僕がジミーやジョン、ボンゾとどこに一緒にいたのかを考える上でとても重要な曲だからね」「試行錯誤だったけど、最後には最初よりいい感じになったよ」
インタビュアーがこの曲を歌うのはこれが最後かもしれないと指摘すると、プラントはこう答えています。
「ああ、たぶんそうだろうね。フィンランドのアイススケートリンクで小編成のオーケストラと一緒にやるのは、まだ先なんだ(笑)。そんなことはしないと思うけど、どうだろうね。誰にもわからないよ。どこかで何かが変わるかもしれない。魂とハートが戻ってくるかもしれない。長い曲だ。あれだけの歌詞を誰が覚えていられる?」
またプラントは、新しい音楽に取り組んでいるものの、今日の世界について言いたいことに一致する歌詞を見つけるのに苦労していることを明らかにしています。
最近は何をしているのか尋ねられたプラントはこう答えています。
「こっちには、時々一緒に演奏する仲間がいるんだよ。リリースしたことのないものや、完成させることができなかったものを調べている」
新曲も書いているのか尋ねられたプラントはこう答えています。
「タスカムのデジタル・レコーダーを持っていて、歌って、ヴォーカルをギター・ペダルに通して録音している。すごくいい音がするんだよ。なんでわざわざスタジオに行くんだ? でもね、言葉が見つからないんだ。今はリリカルな表現を試みるには非常に難しい時期なんだ」
以下はチャリティー・コンサートで演奏された「Stairway To Heaven」の映像