元キッスのエース・フレーリーが米国以外でツアーを行えない理由　「巨額の税金滞納のためにパスポートを更新できないから」

キッス（KISS）のオリジナル・メンバー、エース・フレーリー（Ace Frehley）は現在、米国以外でツアーを行えないという。理由は、巨額の税金滞納のためにパスポートを更新できないからだと、フィンランドの音楽サイトChaos Zineの新しいインタビューの中で話しています。

同サイトから、米国以外でのツアーを妨げている理由について尋ねられたフレーリーは、とても正直な答えを返しています。

「パスポートを更新すれば、夏の終わりにヨーロッパに行ける可能性は十分にある。パスポートの更新ができないのはIRS（米国内国歳入庁／米国国税庁）との間に問題があるからで、パスポート局ではなくIRSなんだ。IRSには数十万ドルの借金があるんだけど、5万ドル以上の借金があるとパスポートを更新してくれないという新しい法律ができたんだよ。

幸いなことに、俺には本当に賢い弁護士がいて、それを回避する方法があるから、うまくいけば、2～3週間以内にパスポートを取得できるかもしれない。そうなれば、この夏にはヨーロッパに行ける。そうならなかったら、来年の夏にヨーロッパに行くことになる。でも、ヨーロッパでフェスティバルをやるのは久しぶりだから、今年の夏にしたいね」