Love and Let Die: Bond, The Beatles and the British Psyche
ビートルズ(The Beatles)のデビュー・シングル「Love Me Do」と、映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第1作目『007は殺しの番号』は、英国では同じ日、1962年10月5日にリリースされました。英国のジャーナリスト/小説家のジョン・ヒッグスが2022年に出版した『Love and Let Die: Bond, The Beatles and the British Psyche』の日本語版が『ビートルズ vs ジェームズ・ボンド』の邦題でPヴァインから2024年2月14日リリース予定。
『ビートルズ vs ジェームズ・ボンド』はインフォメーションでは「お決まりの美辞麗句に飽き飽きしている大人のためのビートルズの本」と紹介されています。
以下、『Love and Let Die: Bond, The Beatles and the British Psyche』のインフォメーションより
「最初のボンド映画『007は殺しの番号』とビートルズの最初のレコード“Love Me Do”は同じ日にリリースされた。ほとんどの国では、このような規模の現象を生み出すことは夢物語に過ぎないが、イギリスは10月の風の強い午後に2つの現象を生み出した。60年という劇的な歳月をかけて語られる『Love and Let Die』は、私たちの願望と幻想を定義し続ける2つの文化の試金石の物語であり、相反する価値観、英国像、男性のアイデンティティに関する考え方の物語であり、そして、労働者階級の解放と体制支配の衝突がいかにして世界的な舞台で爆発したかの物語である」
■『ビートルズ vs ジェームズ・ボンド』
ジョン ヒッグス (著), 浅倉 卓弥 (翻訳)
<著者について>
イギリスのジャーナリスト/小説家。本国では詩人ウィリアム・ブレイクやアラン・ムーアに関する研究や、『The KLF:ハウス・ミュージック伝説のユニットはなぜ100万ポンドを燃やすにいたったのか』(河出書房新社)などで知られる。
小説家/翻訳家。小説としては『四日間の奇蹟』ほか、『君の名残を』(以上宝島社)など。翻訳家としては『安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝』(P-VINE)、マット・ヘイグ『ミッドナイト・ライブラリー』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、ディラン・マロン『ボクのクソリプ奮闘記 アンチ君たちから教わった会話することの大切さ』(DU BOOKS)、テイラー・ジェンキンス・リード『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』(左右社)など多数。