あるフェスのバックステージにあった素敵なトイレに入った男性　デヴィッド・ボウイ専用トイレだった　「すぐに出て！」

ある音楽フェスのバックステージにあった素敵なトイレに入った男性。用を足そうとした時、そのトイレのドアをノックする音がする。「ちょっと待って！　すぐにデヴィッド・ボウイ（David Bowie）のトイレから出て！」と言われる。ボウイはフェスに自分専用のトイレを持ってきていた。

スウェード（Suede）のベーシスト、マット・オスマンの弟で、作家でコメディアンのリチャード・オスマンが、英Radio Xの番組に出演した際、このエピソードを振り返っています。

時はスウェードがビッグになった1990年代で、彼はスウェードが出演したバルセロナのフェスティバルのバックステージにいました。

「このフェスティバルのバックステージで唯一よかったのは、トイレがきれいだったこと。特にいいトイレがあって、そのトイレに行ったんだ。用を足そうとした時、ドアをノックする音がした。そのタイミングで、トイレのドアをノックされるのは、決していいことではないよね。“誰だろう”と思ったら、“ちょっと待って！”って言うんだ。“すぐにデヴィッド・ボウイのトイレから出てください！”って言われたんだよ。

俺はデヴィッド・ボウイのトイレに入ったんだ。壁がカーペットだった！素晴らしかった。俺はその時、なぜこんなに素敵なトイレなのか理解したよ。もちろん、退出するまでに数秒の猶予が必要だった。

そう、デヴィッド・ボウイはフェスに自分のトイレを持って来ていたんだ。彼は100万ドルを要求することもできただろうけど、彼にとって50万ドルと自分のトイレを要求するほうがいいんだろうね」