ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の有名な「舌と唇(Lips and Tongue)」のロゴは、ヒンドゥー教の女神カーリーからインスパイアされました。
ミック・ジャガー(Mick Jagger)はクリケット・ワールドカップのためにボンベイを訪れた際、地元の新聞Times of India紙のインタビューの中で、ロック界史上最も有名なロゴのひとつの由来を語っています。
4本の腕と長い舌を持つ女神カーリーは、ヒンドゥー教の時間・殺戮・破壊の女神です。
「俺の兄はインドを最初に旅した一人だった。兄は俺に数冊の本をくれた。1969年、俺は目を引くようなイメージを探していて、カーリーの舌の写真を見たんだ。その後、デザイナーのジョン・パッシュがこの舌のロゴのモダニズム・ヴァージョンを作ったんだよ」
ミック・ジャガーはボンベイで行われたクリケット・ワールドカップでイングランドがパキスタンを破った試合を見ました。彼はボンベイ滞在時に撮影した、カーリー像との2ショット写真もSNSで公開しています。