The Rolling Stones - Going Down - with Jeff Beck - live 2012
キース・リチャーズ(Keith Richards)は、
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が
ジェフ・ベック(Jeff Beck)の加入を計画していたという長年の噂に言及しています。
ミック・テイラーが1974年に脱退し、新しいギタリストを必要としていたストーンズは、すぐに後任候補のオーディションを開始します。伝えられるところによると、ベックはそのリストに名を連ねていましたが、両者の意見が一致することはなく、ベックは、自身の音楽の道を歩み続けることになりました。
キース・リチャーズは、Guitar Playerとの新しいインタビューの中で、70年代半ばにベックが起用される可能性があったという噂が真実であったかどうかについて語っています。
「ジェフには自分の耕すべき畑があり、彼はチーム・マンではないと思ったんだ。彼は最高のソリスト(ソロの演奏者)で、とても個人主義者だった。ストーンズとは全くうまくいかなかっただろう。俺たちはチームワークが大事なんだ。
でも誤解しないでほしいんだけど、彼はとてつもないプレイヤーだった。一緒に演奏することになったとき、彼のトレモロ・バーを使ったプレイにはいつも驚かされたよ。彼は最高のプレイヤーのひとりだった。彼がいないのは寂しい」
ベックもかつてBBC 6 Musicの番組の中で、こう話していました。
「僕はローリング・ストーンになりたかった。でも、そうなるよりも、その考えのままであったほうがよかったと思う。ファンタジーだと思うんだ。長続きはしなかったと思う。音楽的に、同じ道を歩んでいたとは思えない」