マイケル・シェンカー(Michael Schenker)は
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の『Led Zeppelin III』が大好き。愛してやまない理由を英Classic Rock誌の企画で語っています
「ある朝、15歳の僕はベッドに横たわり、自分の部屋で一人、我が家の古いビンテージ・ラジオを聴いていた。『Led Zeppelin III』が出たばかりで、いつも聴いていた番組で紹介されていた。
“Immigrant Song”のドラムを聴いたとき、“最高だ”と思った。それからクラブでも聴くようになった。どこでも耳にしたよ。『III』には、最初の2枚のアルバムよりも才気溢れるところがあった。
“Since I've Been Loving You”のギター・パートは(スコーピオンズのヴォーカルである)クラウス・マイネと演奏するために全部覚えた。素晴らしいメロディーで、音の構成も信じられないほどだった。ロバート・プラントの歌い方は、まるでジャムっているかのようだった。
『III』でのツェッペリンのソングライティングの多くは、ジョン・ボーナムが重要な役割を担っていると思う。“Immigrant Song”では、すぐに彼のドラムがリードしていることに気づくし、ジミー・ペイジはそれについていくだけだった。
“Gallows Pole”が好きだったのは、ドラムがアコースティック・ギターをうまく使ったから。彼らはとてもヘヴィでグルーヴがあったから、アコースティック・ギターの伴奏であろうと関係なく、ロックしていたんだ」