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ジョン・ボーナムが71年武道館公演の直前でロバート・プラントを殴ったのは30ポンドのガソリンが原因 伝記からエピソード紹介

2023/09/26 18:32掲載
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Led Zeppelin
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レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)は1971年9月23日に日本武道館でコンサートを行いましたが、ステージに上がる直前、ジョン・ボーナム(John Bonham)ロバート・プラント(Robert Plant)を殴り、ステージに立った時、プラントはまだ唇の血をぬぐっていました。ボーナムの伝記『Beast:John Bonham and the Rise of Led Zeppelin』(著者:C. M. Kushins)によると、原因は30ポンドのガソリンをめぐる争いだったという。英サイトMusicRadarは伝記の中から、このエピソードを紹介しています。

伝記によると、2人がスコットランドをドライブ中、ボーナムは車のガソリンを満タンにしたそうで、その後、何週間もプラントに支払いを要求し続けたという。

おそらくは、ツアーの疲れが見え始め、大量の酒を飲んでいたことも相まって、ボーナムはステージに上がる直前に、この話題をもう一度掘り起こしたのでしょう。

伝記によると、プラントはその支払いについて異議を唱え、ライヴの直前にその口論を蒸し返したことに不信感を抱いたという。口論はエスカレートし、ボーナムはプラントにパンチを浴びせました。

伝えられるところによると、バンドがステージに呼ばれたとき、プラントはまだ唇の血をぬぐっていたと言われています。

後にボーナムはツェッペリンのツアー・マネージャー、リチャード・コールにこう語っています。

「ロバートと俺は長い付き合いだから、こんな争いに悪意はまったくない。ただ、時々カッとなるんだ」

一方、プラントはライヴ後、質問する記者たちに「お前たちには関係ないだろ、俺とボンゾだけの問題だ」と言ったという。