ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が18年ぶりにリリースするオリジナル・アルバム『Hackney Diamonds』には、
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)がベースを弾いた「Bite My Head Off」も収録されます。
ミック・ジャガー(Mick Jagger)は、カナダの放送局CBCの『Q with Tom Power』のインタビューの中で、ポールとのレコーディングについて振り返っています。
「俺らがレコーディングしていたとき、ポールはLAにいて、アンディと1週間一緒に仕事をすることになっていた。アンディが“ポールに来てもらったらどうか”と提案したんだ。俺たちは彼にこのパンクな曲を演奏してもらおうと提案した。どうなるかわからなかったけど、彼は本当にロックしてくれた。彼はとても気に入っていたよ。彼は“ああ、バンドで演奏するのは最高だ”と言っていた。俺たちはみんな一緒に部屋にいた。俺がギターを弾き、キース(リチャーズ)がギターを、ポールがベースを、ロニー(ウッド)がギターを弾いた。とても自然な感じで、ポールはとてもリラックスして楽しんでいたよ」
ミックはポールとずっと仲が良かったのでしょうか? ミックはこう話しています。
「ジョン(レノン)はとても親しい友人だった。彼はとても辛辣で、面白くて、ウィットに富んでいて、知的だった。ポールのことも知っているけど、彼はまた違ったタイプの人間。彼とは昔から友達で、あまり会わないけど、メールはする。連絡は取り合っているよ。彼とはいつも仲良くやっている。ロニーとポールもよく会っている。だから、一種のコミュニケーションを持っているんだ」
アルバム『Hackney Diamonds』では、12曲中2曲で故
チャーリー・ワッツ(Charlie Watts)のドラムが聴けます。ミックはこれらの曲がどのようにして選ばれたのかについて、次のように語っています。
「この5年間、俺らはかなりの数のレコーディングをしてきたんだけど、ちょっと散発的で、未完成の音源がたくさんあった。それをまとめるときに“チャーリーが参加しているもので、このアルバムに合うとはどれだろう?”と思って、それを完成させたんだよ」
またミックは『Hackney Diamonds』の次回作についても話しています。
「これが最後のアルバムにはならないよ。次のアルバムの3分の2は完成しているんだ」