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50年以上行方不明のポール・マッカートニーのベースギターを捜索するプロジェクト始動 現在は18億円以上の価値

2023/09/03 20:28掲載
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The Beatles preparing for their first appearance on The Ed Sullivan Show in New York, in 1964, with Paul McCartney using a Höfner bass. Photograph: CBS Photo Archive/CBS/Getty Images
The Beatles preparing for their first appearance on The Ed Sullivan Show in New York, in 1964, with Paul McCartney using a Höfner bass. Photograph: CBS Photo Archive/CBS/Getty Images
50年以上前に目撃されて以来、行方不明となっているポール・マッカートニー(Paul McCartney)のお気に入りのベース・ギターを捜索するプロジェクト「The Lost Bass Project」が始動。ドイツの老舗の楽器メーカー、ヘフナーは特設サイトを開設して、ポールが初めて手にしたこのヘフナー・ベース・ギターを捜してほしいと世界中の人々に呼びかけています。海外メディアによると、このベース・ギターは現在、1,000万ポンド(約18億円)の価値があると言われています。

ポールは1961年、ドイツのハンブルクで、このヘフナー・エレクトリック・ベース・ギター「ヘフナー・500-1 ヴァイオリンベース」を30ポンドで購入しました。ポールは1961年のハンブルク公演からビートルズ(The Beatles)初のアビー・ロード・レコーディングまで、1961年から1963年にかけて使用しました。このベースは「Love Me Do」「She Loves You」「Twist and Shout」で聴くことができますし、ポールはこの期間、ステージにこのベースを持ち込んでいました。

ポールはこのベースについて「約30ポンドで、このヘフナーのヴァイオリンベースを見つけた。左利きの僕には、左右対称のほうがダサく見えなかったんだ。ハマったよ。買ってからは、その魅力にとりつかれてしまった」と話しています。

このベースが最後に目撃されたのは、1969年1月下旬、ビートルズがロンドンで「Get Back/Let It Be」のセッションを録音していたときで、それ以来、目撃されていません。

現在、ヘフナーは捜索活動を開始し、このベースの行方について情報提供を呼びかけています。サイトでは、オリジナルのベースの写真とともに、この楽器の購入から行方不明までの軌跡や、噂や偽物を見分ける方法などの情報を共有しています。

ヘフナーのマーケティング・マネージャー兼エレクトリック・ギター開発者として12年間働いたニック・ワスは英BBCの取材にこう話しています。

「ポールとは今回のことについて話したので、このベースがポールの手元に戻れば、ポールはとても喜ぶだろうし、感激するでしょうね。このベースに何が起こったのか、本当のところは分からないけど、盗まれた可能性は非常に高い。今日に至るまで謎のままです。しかし、誰かが、どこかで、このベースに何が起こったのか、そして今どこにあるのかを知っている。しかるべき人物が名乗り出さえすれば、その情報は出てくるのです」

■「The Lost Bass Project」特設サイト
https://thelostbass.com/