パンテラの再結成ツアー　ザック・ワイルドではなく女性ユーチューバーをギタリストに起用する案もあった

パンテラ（Pantera）の再結成ツアーではザック・ワイルド（Zakk Wylde）がギターを担当していますが、フィル・アンセルモ（Philip H. Anselmo）は、パンテラのカヴァーで知られるユーチューバー／ギタリストを起用することも考えていたという。その女性が明らかにしています。

最終的にはザックが選ばれていますが、彼のほか、ザ・ホーンテッドのオーラ・エングルンドや、クリード／アルター・ブリッジのマーク・トレモンティなども候補に挙がっていました。

パンテラの印象的なカヴァーでネット上で知られるユーチューバー／ギタリストのケイラ・ケントは先日、ダイムバッグ・ダレルのギターテックだったグレイディ・チャンピオンから招待されて、テキサス州オースティンで行われたパンテラのライヴを見に行きました。ライヴの後、バックステージでフィル・アンセルモに会ったそうで、彼女はその時のことをこう振り返っています。

「彼は私が誰だか知っていて、近づいてきて抱きしめてくれた。彼は私のギター演奏についてとても褒めてくれて、写真を欲しがった。しばらくおしゃべりしていたら、忘れもしないことを言われた。私がパンテラのギタリスト候補のリストに載っていると。信じられなかった。

何度か“冗談でしょう？本気ですか？”と尋ねたけど、彼は“100％本気だ。冗談じゃない。本当に君のことを考えたんだ”と言っていた。そのやりとりの後、私はグレイディとスティーヴ（ムリーロ、ザック・ワイルドのギターテック）のところに行って“彼は私をからかっているの？彼はみんなにそう言っているの？”と言うと、彼らは“彼はプライベートで人にでたらめを言うことはない”と言われました。

新しいパンテラを率いるフィルがそう言ってくれたことは、私にとってとても意味のあることです」

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