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メタリカのカーク・ハメット 賛否両論の『Lulu』と『St.Anger』について語る 「完璧な作品ばかりだと飽きられてしまう」

2023/08/20 21:48掲載(Last Update:2023/08/20 21:49)
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Kirk Hammett
Kirk Hammett
メタリカ(Metallica)カーク・ハメット(Kirk Hammett)は、賛否両論のアルバム『Lulu』と『St.Anger』について「ああいうものをカタログの中に入れるのは大事なことだと思うんだ。だって、同じようなものばかりじゃ嫌でしょ。完璧な作品ばかりだと飽きられてしまう」と話しています。

リック・ベアトのインタビューの中で、アルバム『Master of Puppets』を『Lulu』や『St.Anger』と比較し、バンドにとってキャリアの山あり谷ありが必要だと話しています。

「あのアルバム(『Master of Puppets』)が、あのラインナップのピークだったとつくづく思うし、クリフ・バートンとともにピークに達していたと思う。アレンジ、ソングライティング、サウンド、演奏、どれをとっても、まだまとまっていなかったものが、まとまったんだ」と語り、もしスウェーデンでの悲劇的なバス事故でクリフの命が奪われていなかったら、どうなっていただろうと考えていることを認めています。

カークは『Master of Puppets』の成功がメタリカの新境地の開拓を妨げたことはなかったと言い、たとえその進出が必ずしもファンに受け入れられなかったとしてもと話しています。

「商業的な見地からは、時にはチャンスを逸して大失敗することもあったけれど、クリエイティヴ的、アーティスティック的には大成功だったと思う。ルー・リードと組んだアルバム『Lulu』や『St.Anger』は本当に賛否両論で、好きな人とそうでない人の2つの陣営がある。

ああいうものをカタログの中に入れるのは大事なことだと思うんだ。だって、同じようなものばかりじゃ嫌でしょ。山あり谷あり、コントラストが必要なんだ。それが面白さにつながるんだよ。

完璧なカタログばかりだと飽きられてしまう。同じものがたくさんある。時には、好きなバンドに挑戦してほしいと思う人もいるんだよ」

自分の好きなバンドの例を挙げて、カークはこう付け加えています。

「俺はイエスが大好きなんだ。最初の3、4枚のイエスのアルバムは素晴らしい。でも、その後、彼らはとんでもなく左折して別の場所に行った。挑戦的だったから大好きだった。そのおかげで、もっと聴くようになったんだよ」