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ジョン・スコフィールド・トリオ 新アルバム『Uncle John’s Band』発売 グレイトフル・デッドのカヴァー試聴可

2023/08/18 18:05掲載(Last Update:2023/08/18 18:47)
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John Scofield - Photo by Nick Suttle
John Scofield - Photo by Nick Suttle
ジョン・スコフィールド・トリオの新アルバム『Uncle John’s Band』が10月13日発売。リリース元はECM。

ギターのジョン・スコフィールド(John Scofield)、ベースのヴィンセンテ・アーチャー(Vicente Archer)、ドラムのビル・スチュワート(Bill Stewart)によるトリオで、2枚組CDに全14曲を収録。2022年8月にニューヨーク州ラインベックのクラブハウス・スタジオでレコーディングされました。

アルバム・タイトルは、本作の最後を飾るグレイトフル・デッド(Grateful Dead)の楽曲「Uncle John’s Band」にちなんで名付けられました。

アルバムでは幅広いレパートリーに挑戦してます。ボブ・ディラン(Bob Dylan)の「Mr Tambourine Man」、ニール・ヤング(Neil Young)の「Old Man」、レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)の「Somewhere」、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「Budo」などに加えて、「Stairway to the Stars」や「Ray's Idea」などのジャズ・スタンダード、そしてスウィング、ファンク、フォークなど様々な要素を取り入れたスコフィールドのオリジナル曲7曲も収録されます。

アルバムを貫く赤い糸は、このトリオの驚異的な即興性で、「僕たちはどこへでも行けるような気がする」とスコフィールドはグループの多方面への多才さを語っています。

アルバムからのリード・シングルとして、タイトル曲であるグレイトフル・デッド「Uncle John’s Band」のカヴァーが公開されています。

スコフィールドはRelixに「自分のレパートリーにデッドの曲はなかったけれど、“Uncle John's Band”はずっと好きで何年も聴いていた。ここ数十年、フィル(レッシュ/グレイトフル・デッドのベーシスト)と一緒に演奏することで、この曲の良さがわかったんだよ。でも、このCDに収録されているすべての曲が、僕にとって同じくらい重要なものなんだ。アルバム・タイトルに『Uncle John's Band』を使ったのは、結局のところ、それを使うチャンスは他にいつあるんだと思ったからなんだ。僕のバンドだし、僕はジョンだからね!」と語っています。

■『Uncle John’s Band』

CD1

01. ミスター・タンブリン・マン
02. ハウ・ディープ
03. TVバンド
04. バック・イン・タイム
05. ブド
06. ナッシング・イズ・フォーエヴァー
07. オールド・マン

CD2

01. ザ・ガールフレンド・コード
02. 星へのきざはし
03. モ・グリーン
04. マスク
05. サムホエア
06. レイズ・アイディア
07. アンクル・ジョンズ・バンド