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元XTCのコリン・モールディング、ピンク・フロイドのツアーに誘われたことを回想

2023/08/18 16:09掲載
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Colin Moulding
Colin Moulding
XTCコリン・モールディング(Colin Moulding)はかつて、ピンク・フロイド(Pink Floyd)のツアーに誘われたことがあります。この逸話を語った英Prog誌(92号/2018年末発行)のインタビューが同誌のサイトでも公開されました。

このインタビューは、XTC時代のバンドメイトであるテリー・チェンバーズ(Terry Chambers)とのデュオ、TC&IのEP『Great Aspirations』が発売されたタイミングで行われたものです。

Q:TC&Iの前は何をしていましたか?

「XTCは2006年に頓挫したんだ。僕とアンディ(パートリッジ)の間で、バンドをどうしたいかというビジョンが食い違ったからね。すべてが終わったときはショックだった。予想はしていたけど、ショックだった。離婚したようなもので、ある意味では昔の恋人とまだ結ばれているので、新しい恋には踏み切れなかった。2、3年の間、どうしたらいいんだろうと思い悩んだ。だから何もせず、ただ座ってテレビを見ていた。人とのつながりが恋しかった。一人で仕事をするのは、かなり魂が削られるよ」

Q:ビリー・シャーウッドの『Return To The Dark Side Of The Moon』プロジェクトには参加したんですよね?

「ああ、そうだね。Allyson SecondsやAnton Barbeauとも仕事をした。それらの曲は誇りに思っているよ。でも、僕は雇われ人になるのは好きじゃなかった。アウトサイダーにはなりたくなかったんだ」

Q:ピンク・フロイドにも誘われたんですか?

「ツアーに出るので、ベースとシンガーを探していたんだ。デイヴ・ギルモアから電話があって“来てくれないか?”と言われたので、僕が“25年間ツアーに出ていないんだ”と言うと、電話の向こうでは大きな沈黙に流れていた。彼らは1年間ツアーに出ることを望んでいたけど、それは僕には無理だった。だから僕は“どうも親切にありがとう、でも興味はないよ”と言って、それから離れたんだ」

Q:XTCがプログレ・ファンに愛されていることに驚いていますか?

「僕らは何度かプログレの心地いいお湯に足を突っ込んだことがある。音楽の分野が違っても気にしていないし、良い悪いは別として、すべて音楽なんだ。(ジェスロ)タルの大ファンだったし、アトミック・ルースターも好きだった」

Q:ベースのヒーローはクリス・スクワイア?

「クリス・スクワイアのファンだった。LAで『Oranges And Lemons』の作業をしていたとき、ベース・パートを弾いていたら、クリス・スクワイアがスタジオに入ってきたんだ。彼は入り口付近に立っていて、堂々とした姿でうなずいていた。ちょっと困惑したけど、精一杯我慢したよ」