英The Times紙によると、
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の楽曲やバンド名を含む商標の権利の10%が現在売りに出されています。売却を検討しているのは、バンドの元マネージャー、ピーター・グラントの娘であるヘレン・グラントで、同紙のインタビューの中で明らかにしています。
同紙によると、ピーター・グラントはレッド・ツェッペリンの楽曲など権利の20%を所有していました。1995年にピーターが亡くなった後は、彼の子供であるヘレンとウォーレン・グラントがそれぞれ10%ずつを相続しました。そして現在、ヘレンは自分の持ち分を売却しようとしています。
サイトMusic Business Worldwide(MBW)によると、アーヴィング・アゾフのIconic Artists Groupをはじめ、多くの企業がオファーを出しているという。
ロンドンを拠点とするNew Media Law社がこの売却を担当しており、MBWの取材に応じた同事務所のイアン・ペンマンは、この契約には、レコーディングされた音楽の権利、音楽出版権、そしてバンドの名前とロゴを含む商標の権利も含まれると説明しています。
ペンマンは「彼女の父親はレッド・ツェッペリンのマネージャーで、ツェッペリン関連会社の権利を20%を所有していた。(この契約には)商標も含まれているので、その点ではかなり珍しいものです。名前も含まれています。レッド・ツェッペリンという名前は、ヘレンが共同所有している会社が所有しているのです」と述べています。
ツェッペリンの非公式ニュースサイトLed Zeppelin Newsによると、英国を拠点とするSuperhype Tapesはツェッペリンの音楽出版権(著作権)を管理するために1968年に設立されましたが、バンドの名前とロゴの世界的な商標も所有しているという。同サイトによると、ピーター・グラントの子供であるヘレンとウォーレンはそれぞれ会社の10%を所有し、ジミー・ペイジは残りの80%を所有しているという。