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ジャーニーの創設メンバー ギタリストのジョージ・ティックナー死去

2023/07/06 09:05掲載
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George Tickner
George Tickner
ジャーニー(Journey)の創設メンバーでギタリストのジョージ・ティックナー(George Tickner)が死去。元バンドメイトのニール・ショーンがSNSで発表。死因は明らかにされていません。76歳でした。

ニール・ショーンは「ジョージ・ティックナー博士、安らかに眠ってください。あなたはとても惜しまれるでしょう」「(ジャーニーのマネージャーであった)ハービー(ハーバート)が君を出迎えるのを待っているよ」「親愛なるジョージへ......“Of a Lifetime”は今でも僕の大好きな曲のひとつだ」などと投稿しています。

ジョージ・ティックナーは1946年9月生まれ。カリフォルニア州バークレーを拠点とするグループ、フルミアス・バンダースナッチに在籍中、ロード・マネージメントを務めていたジャーニーのマネージャー、ハービー・ハーバートが引き抜き、1973年のジャーニーの結成にリズム・ギタリストとして参加。他のメンバーはショーン、シンガーのグレッグ・ローリー、ベースのロス・ヴァロリー、ドラムのプレイリー・プリンス。

1975年にデビューアルバム『Journey(邦題:宇宙への旅立ち)』をリリース。ティックナーはデビューアルバムとそのツアーに参加後、セカンドアルバム制作前に、スタンフォード大学医学部で博士号を取得するために脱退した。

ティックナーは、オープニング曲「Of a Lifetime」を含め、デビューアルバムに収録されている7曲のうち3曲の作詞または共作を手がけ、バンドの2ndアルバム『Look Into the Future(邦題:未来への招待状)』に収録されている「You're on Your Own」と「I'm Gonna Leave You」、1977年の3rdアルバム『Next』に収録されている「Nickel and Dime」でも作詞を担当している。

ジャーニーでの活動の後、ティックナーは音楽業界にはほとんど関与していなかったが、レコーディング・スタジオのザ・ハイブを共同設立し、ヴァロリーやスティーヴィー・"キーズ"・ローズマンと共にVTRという短期間のプロジェクトに参加した。

ティックナーはまた、2005年のハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの式典でのジャーニーの再結成にも参加した。