リンゴ・スターは、
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が先日明らかにした、古いデモから
ジョン・レノン(John Lennon)の声を抽出するために人工知能 (AI) を使った「
ビートルズ(The Beatles)の最後の曲」についてポッドキャスト『Rolling Stone Music Now』の中で話しています。
「AIを使用している」ということで、ジョンの声を模倣した音声合成AIを使用すると誤解している人がいますが、ポールは、ピーター・ジャクソンのチームがドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』で発明した、メンバーの声をノイズや楽器から分離してクリーンなオーディオにするためのAIを使用したと話しており(詳しくは
こちら)、また
その後の声明でも「人工的あるいは合成的に作られたものは何もない」と話しています。
AIが生成したジョンの声を使うのかと心配するファンを安心させるために、リンゴはジョンのヴォーカルをフェイクすることは「絶対にない」と話しています。
リンゴはまた、
ジョージ・ハリスン(George Harrison)が2001年に亡くなる前にこの曲のパートを録音していたことも認めています。
「素晴らしいよ。4人の最後の曲だ。本当だよ」
リンゴは曲名について話していませんが、英BBCなどは、1978年にジョンが作曲した「Now And Then」である可能性が高いと報じています。