Jack Lee and Debbie Harry, photo courtesy of Jensen Communications, Inc.
ブロンディ(Blondie)が1978年にヒットさせた「Hanging On The Telephone」はザ・ナーヴス(The Nerves)のカヴァー曲でした。この曲を書いたパワー・ポップ・トリオ、ザ・ナーヴスのフロントマン、ジャック・リー(Jack Lee)が死去。PitchforkやVarietyによると、3年前から大腸がんを患っていたそうで、5月26日にカリフォルニア州サンタモニカで亡くなりました。71歳でした。
ジャック・リーは1952年アラスカ生まれ。1974年にザ・ナーヴスを結成。76年にセルフタイトルのデビューEPを発表。「Hanging on the Telephone」のオリジナル・ヴァージョンも収録されていた。ザ・ナーヴスは1978年に解散した。
同年、ブロンディが「Hanging on the Telephone」を聴いて、録音したいと申し出る。この曲をレコーディングしたきっかけは、ブロンディのメンバーが東京で乗ったタクシーの運転手でした。デボラ・ハリーは以前にバンドのFacebookページで経緯をこう説明していました。
「“Hanging On The Telephone”はもともと、ジェフリー・リー・ピアースがカセットを送ってくれたLA出身のバンド、ザ・ナーヴスの曲でした。