「ボヘミアン・ラプソディ」の初期の歌詞はブリティッシュ・ミッドランド航空のメモ帳に手書きで書き込まれていました。計15ページ。フレディは、曲のアイデアのために、さまざまな歌詞を試していたようで、あるページには「fandango」「Figaro」「thunderbolts and lighting」「belladonna」など、さまざまなフレーズが書かれています。
『Is This the Real Life? The Untold Story of Queen』の著者であるマーク・ブレイクによると、クイーンはよく「冗談のようなタイトルをつけていた」そうで、後に変更されることもあったという。デヴィッド・ボウイと組んだ「Under Pressure」の原題は「People on Streets」であったという。クイーンの公式伝記作家の一人であるジム・ジェンキンスも「モンゴリアン・ラプソディ」を聞いたことがないといい、フレディは歌詞やタイトルを「説明するのが好きではなかった」と付け加えています。