米プログレッシブロック・バンドの
カンサス(Kansas)からヴァイオリニストのデヴィッド・ラグスデール(David Ragsdale)が脱退。カンサスがSNSで発表。「個人的な問題に集中するため」と説明しています。
以下、カンサスの声明より
「カンサスは、ヴァイオリニストのデヴィッド・ラグスデールが個人的な問題に集中するためにバンドを離れるにあたり、彼の数十年にわたる献身的な音楽活動に感謝したいと思います。
デヴィッドは1991年にカンサスに加入し、バンドに象徴的なヴァイオリン・サウンドを復活させました。彼のバンドでの最初の在籍期間は1996年まで続きました。その間、ライヴ・アルバム『Live at the Whiskey』とスタジオ・アルバム『Freaks of Nature』に参加しました。
ラグスデールは2006年にカンサスに再加入し、過去17年間、常にバンドと行動を共にしてきました。
カンサスのマネージャーであり、オリジナル・ドラマーのフィル・イハートは“23年間、デヴィッド・ラグスデールは、誰もが一緒に仕事をしたいと願う最高のバンドメイトでした。彼のおかげで、長年不在だったバンドの特徴であるヴァイオリンを再び演奏するようになった。それ以来、彼はカンサス・ファミリーの重要なメンバーです。私は組織全体を代表して、彼がいなくなることを寂しく思い、彼の成功を祈っていると伝えたい」
デヴィッドはカンサスで1,600回以上のコンサートを行いました。彼は3枚のスタジオアルバム(Freaks of Nature、The Prelude Implicit、The Absence of Presence)と4枚のライヴアルバム(Live at the Whiskey, There's Know Place Like Home, Leftoverture Live & Beyond, Point of Know Return Live & Beyond)に参加しました。
ラグスデールの脱退がカンサスの公演スケジュールに影響を与えることはありません。新しいカンサスのヴァイオリニストは、近日中に発表される予定です」
【update:2023/05/24 14:52】
カンサスはデヴィッド・ラグスデールの後任として、米プログレッシブ・ロック・バンドStratospheeriusのリード・シンガー兼ヴァイオリニストのJoe Deninzonの加入を発表しています。