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フレディ・マーキュリー「もしこれがヒットしなかったらレコード会社を訴えてくれ」 エディ・ハウエルのアルバムがリミックス&リマスター化

2023/05/02 15:36掲載
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Eddie Howell and Freddie Mercury at the recording session for ‘Man From Manhattan’  Courtesy of publicity
Eddie Howell and Freddie Mercury at the recording session for ‘Man From Manhattan’ Courtesy of publicity
プロデュースしたクイーン(Queen)フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)が「もしこれがヒットしなかったら、レコード会社を訴えてくれ」と言ったという、エディ・ハウエル(Eddie Howell)の1976年シングル「Man From Manhattan」。この曲を含むアルバム『Man From Manhattan』がリミックス&リマスターされ、ボックスセットとして発売されることになりました。

フレディはシングル「Man From Manhattan」をプロデュースし、ピアノ演奏やバッキング・ヴォーカルでも参加。またブライアン・メイ(Brian May)も参加しており、リードギターを弾いています。

この曲は1976年にシングルとして発売され、イギリスでチャートインしようとしていた矢先、ミュージシャン・ユニオンがこの曲のプレイヤーの1人が労働許可を得ずに活動していたことを発見。これ以上のメディア露出が全面的に禁止され、レコードは廃盤となりました。その結果、この曲はアメリカを含む多くの主要地域でリリースされることはありませんでした。

最近、ワーナー・ブラザース・レコードからアルバム『Man From Manhattan』の権利を取り戻したエディは、この機会にアビー・ロード・スタジオで『Man From Manhattan』のオリジナルのマルチトラックテープをデジタルに移行し、最新の録音技術とテクノロジーを使ってこの曲をリミックス、リマスターしました。

今回リリースされるSPECIAL EDITION BOXには、アルバムの180グラム重量盤アナログレコード、ドルビー・アトモス・ミックス、コレクターズポスター、フォトグラフ、ギターピック、『Man From Manhattan』誕生秘話を同梱します。5000セット限定で、themanfrommanhattan.comで独占的に予約することができます。

エディ・ハウエルは「フレディはレコーディングの最後の再生後、僕に向かって“もしこれがヒットしなかったら、ワーナー・ブラザーズを訴えてくれ”と言ったのを覚えているよ。ワーナーを訴えることはしなかったけど、それから何年も経った今、バランスを取り戻し、時間の中で失われた音楽史のスナップショットを記念するために、このレコードをリリースできることを誇りに思う」とコメントしています。

■themanfrommanhattan.com
https://themanfrommanhattan.com/

アルバム『Man From Manhattan』は以下で聴けます