Roger and Rufus Taylor © Getty
クイーン(Queen)の
ロジャー・テイラー(Roger Taylor)は、息子の
ルーファス・テイラー(Rufus Taylor)が
フー・ファイターズ(Foo Fighters)のドラムを担当するという噂に言及、英BBC Radio 2の番組で話しています。
ロジャー・テイラーは、クイーンの大ファンだった
テイラー・ホーキンス(Taylor Hawkins)と親交があったことはよく知られていますが、息子のルーファスもテイラー・ホーキンスと仲が良く、彼から指導を受けていました。
ルーファスは
ザ・ダークネス(The Darkness)のドラマーとして知られています。テイラー・ホーキンスのトリビュート・コンサートではフー・ファイターズと共に「Best of You」を披露しました。
フー・ファイターズは先日、新曲「Rescued」を発表し、新しいアルバム『But Here We Are』のリリースも発表しましたが、まだドラムセットの後ろに誰が座るのかは明らかにされていません。ファンの間ではルーファスやジョシュ・フリースの名前が噂の中に挙がっています。
ロジャーは今週、BBC Radio 2の番組に出演し、テイラー・ホーキンスとの友情について、こう話しています。
「テイラーとはほぼ毎日連絡を取り合っていた。(彼の死は)胸が張り裂けそうだった。彼は俺の息子、ルーファスのゴッドファーザー(※後見人となって成長させていく人)だ。フー・ファイターズは大好きで、兄弟みたいなものだ。(彼が亡くなり)とても辛いよ」
ルーファスの様子はどうなのか、フー・ファイターズの噂は本当なのか、と聞かれたロジャーはこう答えています。
「ルーファスは驚異的な存在だからね。彼はザ・ダークネスで最高の素晴らしいドラマーになった。先日、ウェンブリー・アリーナで彼らを観た。驚異的。本当に驚異的なバンドで、ライヴも素晴らしい。ザ・ダークネスが大好きだよ。俺の息子は、腹立たしいほどパワフルで、とてもとても上手くなった。これ以上はもう言えないよ!」
ルーファスがフー・ファイターズと一緒にツアーをする可能性があるかどうか、再度質問されたロジャーはこう答えています。
「まあ、ルーファスは彼らと素晴らしい共演をしている。彼は彼らの曲をすべて知っているし、彼らのことをとてもよく知っている。彼はフー・ファイターズと“Best of You”を演奏し、ウェンブリーでもLAのThe Forumでも驚異的な演奏を披露した。でも、今、一体何が起こっているのか、俺にはわからないよ」
テイラー・ホーキンスを失ったことに話を戻すと、ロジャーは「彼を忘れることは決してないだろう。俺の携帯電話から彼(の連絡先)を削除することはない」と答えています。