メタリカ(Metallica)の
ジェイムズ・ヘットフィールド(James Hetfield)と
カーク・ハメット(Kirk Hammett)はKerrang!Radioのインタビューの中で、亡きバンドメイト、
クリフ・バートン(Cliff Burton)の思い出を語り、その中でハメットは、もし後悔していることがあるとすれば、バートンをもっとフィルムに記録しておけばよかったと話しています。
インタビューの中で2人は、バンドの42年間のキャリアの中で、フィルムに収めたいと思った瞬間があるかどうか尋ねられました。
ハメットは、バートンがバンドに加入した最初の数年間をもっと記録していればよかったと語っています。
「だってさ、彼の映像も写真も少ないんだよ。メタリカに興味を持ち、メタリカについて知ろうとする人たちにとって、彼についての情報は十分ではない」
ハメットは、もし後悔していることがあるとすれば、バートンをもっと記録しておかなかったことだ、と続けています。
「でも、あの頃は、今のような状況になるとは思ってもいなかったからね。だから“クリフ、君を撮るから、こっちへ来い”というのは変な話だった」
ヘットフィールドとハメットは同じインタビューの中でバートンとの思い出を語っています。
「彼はいつも陽気だった。音楽以外で、彼の人生における大きなものは、ビールと朝食だった。彼はビールのために生き、朝食のために生きていた」とハメットが語ると、ヘットフィールドはさらに「彼は釣りとハンマーも好きだった。彼は小さなポケット・フィッシャーマンをツアーに連れて行き、どんな小さな湖でも見つけていた。また、彼はスーツケースにハンマーを入れて持ち歩いていた。俺は“そんなもの持ってどうするんだ”と言うと、彼は“わからない。念のためだよ。万が一、ハンマーが必要になったときのためにね”と言っていた。彼はとても個性的で、とても自分らしい人だった。クリフらしさ満点だった。そして、今日まで彼を恋しく思っているんだ」と話しています。