ニール・ヤング(Neil Young) のオフィシャル・ブートレグ・シリーズの新作2タイトルがストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。
ひとつは、ヤングが自分の名前を伏せて、名うての盟友たちを引き連れて様々なクラブにサプライズ出演していた時に使っていた名義、ザ・ダックス(The Ducks)のアルバム『HIGH FLYIN'』。1977年夏に録音されたライヴ音源を収録。
ニール・ヤング(ギター、ハーモニカ、ヴォーカル)、ボブ・モズレー(ベース、ヴォーカル)、ジェフ・ブラックバーン(ギター、ヴォーカル)、そしてジョニー・クラヴィオット(ドラム、ヴォーカル)の4人からなるこのザ・ダックスは当時、The Back RoomやThe Crossroads Club、The Catalystといったクラブに一切の予告なしに突然登場しライヴを披露していたバンド。
セットリストは、メンバーそれぞれの多岐にわたるバックグラウンドをベースとしたもので、ショウの当日に決めていたという。ザ・ダックスのライヴ音源はこれまで何十年もの間ブートレグとして出回っていましたが、今回ようやく公式にリリースされています。
もう1枚リリースされたのはアルバム『Somewhere Under the Rainbow 1973』。収録されているのは、1973年11月5日に英ロンドンのレインボー・シアターで行われたコンサートの音源で、バックバンドのザ・サンタモニカ・フライヤーズ(The Santa Monica Flyers)と共に出演しています。
■The Ducks / HIGH FLYIN'
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■『Somewhere Under the Rainbow 1973』
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