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レッド・ツェッペリン『Houses of the Holy』50周年 「The Rain Song」の初期デモ版公開

2023/03/29 00:38掲載
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Led Zeppelin / Houses of the Holy
Led Zeppelin / Houses of the Holy
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)が1973年3月28日に発売したアルバム『Houses of the Holy(邦題:聖なる館)』。ジミー・ペイジ(Jimmy Page)は同アルバムの発売50周年を記念して、収録曲「The Rain Song」の初期デモ・ヴァージョン「The Seasons」を公開しています。

以下、ペイジの説明より

「50年前の今日、『Houses of the Holy』がリリースされた。

『Houses of the Holy』のオープニング・トラックの最初のアイデアは、短い序曲はエレキギターを重ねた鼓舞するようなインストゥルメンタルのイントロダクションから“The Seasons”(後に“The Rain Song”というタイトルになる)へと続くというものだった。ここでもメロトロンと対照的なアコースティックギターのインストゥルメンタルの動きがあり、アルバムの最初のヴォーカルと曲の最初のヴァース(Aメロ)につながるものになっただろう。

この曲のシークエンスとテクスチャーをバンドに説明するために、“The Rain Song”のラフ・スケッチをカセットに録音したホーム・スタジオ・デモをリハーサルに持参した。現在“The Plumpton and Worcester Races”と題されている序曲の練習中に、ハーフタイム・セクションが生まれ、序曲は“The Song Remains The Same”という曲へと形を変えていった。このリハーサルは、英国ドーセット州のピドル川沿いのパドルタウンで行われた。

最初のレコーディングは、オリンピック・スタジオでジョージ・チキアンツと共に行った。

その後、ミック・ジャガー卿の別荘であるスターグローヴスで、ヘッドリィ・グランジと同じく、ローリング・ストーンズのレコーディング・トラックでレコーディングすることになった。

“The Song Remains The Same”は“Beck's Bolero”で使用したのと同じフェンダー12弦で演奏し、オーバーダブには信頼できるレスポール・ナンバーワンを標準的なチューニングで使用した。“Rain Song”は、アコースティックギターでもエレキギターでも異例のチューニングだった。ライヴでは、ダブルネックのワークアウト機能にもなった。」

「The Seasons」


以下は

「The Rain Song」