HOME > ニュース >

ジョン・ボーナムの息子 かつて父親に「ポリスのスチュワートの方がうまい」と話す その後ジョンも好きになり、息子よりも早くポリス作品を買うように

2023/03/25 21:04掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Jason Bonham
Jason Bonham
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)ジョン・ボーナム(John Bonham)の息子であるジェイソン・ボーナム(Jason Bonham)は、子供の頃、父親にポリス(The Police)スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)のことを「世界最高のドラマーだ。彼の方がうまい」と言ったことがあるという。その後、ジョンもスチュワートが好きになり、やがて息子よりも早くポリスのアルバムを買うようになったという。

ポッドキャスト『The Vinyl Guide』に出演したジェイソンはこう話しています。

「父に(ポリスのデビュー・アルバム)『Outlandos d'Amour』を聴かせたことがある。父から“何を聴いているんだ?と言われたので“世界最高のドラマーだ。彼の方がうまい”と言ってしまった。本当に生意気だった。父は“じゃあ、聴かせてくれよ!”と言い、結局、僕からそのアルバムを奪い取って、文字通りボロボロになるまで聴いていた。父はそれでスチュワート・コープランドの演奏に夢中になり、やがて(ポリスの2ndアルバム)『Reggatta de Blanc』が発売されると、父は僕が手に入れる前に買ってしまったんだ...。

父は僕をバーミンガム・オデオンで行われたポリスのライヴに連れて行き、バックステージで彼らに会わせてくれた。最高の瞬間だったよ。

それから随分経って、去年、僕はシカゴでツアー中だった。スティングが僕の休みの日に演奏していて、友達が“彼に会いに行かないか?”と言ってきた。彼はスティングのことを知っているけど、1979年以来会っていないし、あの時、僕は少し若かった。

楽屋に入ると、彼から“ジェイソン!少しも変わっていないじゃないか!”と言われた。笑っちゃったよ。あの1枚のレコードが、さまざまな思い出や物語につながったんだよ」