ジョージ・ハリスンがビートルズ時代に2人の若いファンに送った謝罪の手紙　100万円で落札

ジョージ・ハリスン（George Harrison）がビートルズ（The Beatles）時代に2人の若いファンに送った謝罪の手紙がオークションに出品され、予想価格の約2倍となる6,100ポンド（約100万円）で落札されました。

オークション会社John Taylorsのジェームズ・ラベラックによると、1964年にハリソンがイングランド南東部サリー州イーシャーのクレアモント・パーク・エステートにあるキンファウンズに引っ越したときから、この物語は始まったそうです。彼はこう説明しています。

「公園を挟んで向かい側にある大邸宅は18世紀の旧王室の邸宅で、当時は私立の女子校でした。そして、その生徒のうちの2人が、ハリソンの家の玄関先に予告なしにやってきました。

彼女たちは、玄関で応対した女性から冷淡な対応を受けたようです。その女性は、彼女たちの訪問を歓迎しないことを明らかにしただけでなく、学校に苦情を入れるために電話をかけました。それにより、騒ぎがより起こりました。学校、保護者、キンファウンズの間でメッセージが飛び交ったそうです」

それを知ったハリソンは、女子生徒の母親に手紙を書き、学校に電話したのは家政婦であり、自分は何も知らなかったと説明しました。

ラベラックによると、ハリソンはジョン・レノンがその女子生徒のために本にサインをしたことを伝え、女子生徒は翌週にそれを受け取り、彼女はハリソンとの2ショット写真も手に入れたそうです。

この手書きの手紙は、生徒の一人が最近亡くなり、リンカーンシャーの家を整理しているときに出てきた、ビートルズの記念品コレクションの中から見つかりました。

この手紙は、ハリソンがファンと一緒に写っているサイン入りの写真とともにオークションに出品されました。落札予想価格は2,500ポンドから3,000ポンドでした。