ザ・フー(The Who)のドラマー、
キース・ムーン(Keith Moon)の伝記映画。
ロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)によると、脚本が完成したという。Vultureの最新インタビューの中で明らかにしています。またロジャーは、キース役の理想の俳優についても語っています。
「ちょうど脚本を書き終えたところで、今後数年以内にキースの伝記映画を作りたいと思っているんだ。脚本にはとても満足しているよ。僕は人々に、彼と彼の人生、そして彼がいかに天才であったことを理解してもらいたいと思っている。彼は才能に溢れていたのに、いろいろな理由で制御不能になった。ほとんどは規律に欠けていたためだ。でも、ドラッグが効いてくると、たいていの場合、それは消えてしまうんだ。
ロールモデルになるような俳優を考えている。その俳優は年をとりすぎているかもしれない。でも、キースは亡くなったとき、50歳に見えた。彼は32歳だったけど、54歳に見えた。その俳優は今40歳くらいだと思う。ジンクスで彼の名前を出したくはないんだ。
ある俳優を見たとき、“ああ、ムーンだ”と思った。それはすべて目のせいだ。目が大事なんだ。台詞を言わなくても、彼の目から読み取ることができる。ちょっと言い過ぎかもしれないけど、言いたいことはわかるよね。キースの顔を見れば、多くのことが読み取れるんだ。彼はとても生き生きとしていたよ。
マイク・マイヤーズが彼を演じたいと言ってきたのがきっかけで、関わるようになった。僕たちはこの映画の企画を立ち上げようとしていた。若い頃のマイクなら、素晴らしいキースを演じられたと思う。それが実現しなかったのは残念だ。僕はこのプロジェクトに突き動かされている。30年前、夢の中で思いついたんだ」
海外では、ジェイソン・シュワルツマン(現在42歳)がキース役を務めるのでは?と噂されています。ウェス・アンダーソン監督作品の常連である彼は、ドラマーでもあり、ファントム・プラネットのメンバーとしてツアーを行ったこともあります。