David Bowie / The Man Who Sold the World
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)がアルバム『The Man Who Sold the World(邦題:世界を売った男)』のジャケット・カヴァーで着ていたドレスが今どこにあるのかどなたか知りませんか?とロンドンのある博物館が探しています。
ロンドン博物館の姉妹館であるドックランズ博物館は、ロンドンのファッションシーンで活躍したユダヤ人デザイナーによって作られた作品を探しています。同博物館では、『Fashion City: How Jewish Londoners Shaped Global Style(ファッション・シティ:ユダヤ系ロンドン市民はどのように世界のスタイルを形成したか)』展で紹介したいと考えています。
ボウイのドレスのほか、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じた際に着ていたオリジナル・シャツや、ビートルズのメンバーなどが着用したものも探しており、今どこにあるのかは不明だという。
同館のファッション・キュレーター、ルーシー・ホイットモアは声明で次のように述べています。
「20世紀を通じて、ユダヤ人はロンドンのファッション業界のあらゆるレベルで働いていました。これらのデザイナーの多くは国際的に有名で、富裕層や著名人に好まれ、その創造性、技術、独創性で高く評価されていました。その貢献は認められるに値するものです」
美術館が特に注目しているのは、ミスター・フィッシュとして知られるデザイナー、マイケル・フィッシュの作品です。フィッシュは性別を超えたデザインで知られ、特にミック・ジャガーやボウイといった著名人が着用した「マンドレス」は有名です。
『Fashion City: How Jewish Londoners Shaped Global Style』展は、2023年10月13日から2024年4月まで開催予定です。