ブライアンがTotal Guitarのインタビューで語っているように、クイーンが1973年にデビューした頃、同じ曲の中にエレキギターとアコースティックギターを混ぜることはタブーだったそうです。しかし、このアルバムの6曲目「The Night Comes Down」でブライアンは、まさにそのタブーをやっています。
「“The Night Comes Down”では、みんなができないと言ったことをやっているんだよ。当時の人たちは“エレクトリック・ギターとアコースティック・ギターをミックスしてはいけない”とよく言っていた。今となってはかなり滑稽に聞こえるけど、スタジオの周りの人たちが持っていた信念だったんだ。
“アコースティックにエレキギターはうるさすぎる”と言われ、僕は“冗談でしょ!”と思った。ミックスの中でバランスをとることが問題なんだ。だから“The Night Comes Down”では、僕の昔の美しいアコースティックギターがベースにしている。でも、ギターのハーモニーはすべてエレクトリックなんだ。それが始まりで、“そうだよ、僕たちはこんなことができるんだ、自分たちのルールを作ればいいんだ!”というデモンストレーションのようなものだったんだ」