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グラハム・ボネット、恩人コージー・パウエルが爆笑したレインボー時代の“リッチー・ブラックモア vs グラハムの髪型事件”について語る

2022/12/30 17:05掲載
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Cozy Powell, Graham Bonnet, Don Airey
Cozy Powell, Graham Bonnet, Don Airey
グラハム・ボネット(Graham Bonnet)は、コージー・パウエル(Cozy Powell)の誕生日(12月29日)にあわせ、恩人であるコージーについての思い出をSNSに投稿しています。コージーが爆笑したという、レインボー(Rainbow)時代の“リッチー・ブラックモア vs グラハムの髪型事件”についても話しています。

「今年もまた、達人で、史上最高で、いまだかつてない男、コージー・パウエルに敬意を表する季節がやってきた。彼のことはとても大好きだったし、あまりにも早く逝ってしまったから、この日に悲しみを感じないのは難しい。でも、彼を祝福し、彼と一緒にたくさんのレコードを作り、たくさんのライヴをすることができたことをとても幸せに感じている。コージーとのエピソードは山ほどあるけれど、その前に、僕を受け入れてノウハウを教えてくれたのはコージーだったということを言いたい。コージーがいなかったら、今の僕はなかったと思うし、今のような作品もなかったと思う。コージーは僕を信じてくれて、コージーの推薦がなかったら興味を持たれなかったかもしれない多くのプロジェクトに僕を参加させてくれた。

以前、有名な“ヘアカット事件”について話したことがある。

(※レインボー時代にリッチー・ブラックモアからの提案で髪を伸ばしたものの、グラハムは髪を切って短くしたかった。リッチーはレインボーのツアー・マネージャーであるコリン・ハートをグラハムの隣の部屋にして“グラハムが部屋から出ないように気をつけろ。彼は髪を切りに行くかもしれないから”と告げる。その後、コリンがリッチーに電話して“(グラハムが)裏窓からタクシーに乗り込んで髪を切った”と言った。その夜のステージでリッチーはグラハムにギターを投げつけた、と言われている)

これは長年にわたって装飾されたもので、実際はコリンは僕が散髪に行くのを邪魔するために僕の部屋の前にいたわけでもないし、僕が窓からこっそり抜け出したわけでもない。

たしかに、僕の髪が少し伸び始めたとき、リッチーはかなり喜んでいた。僕が外出先で床屋に気づいた頃、彼は“そうだ、ついに我々のシンガーも他の人たちと同じように見えるようになるんだ”と思ったそうだよ。その夜、僕が自分のパートをやるためにステージに上がると、リッチーは僕の新しい髪型を一目見て、アンプの後ろに行き、僕に腹を立ててその晩中出てくるのを拒んだんだ。

翌日、彼はミーティングのためバンドを招集し、皆が彼の部屋に到着すると、コージーはリッチーに“どうしたんだ、何のミーティングなんだ?”と尋ねた。リッチーは“グラハムの髪のことだ”と答えた。みんな口をあんぐり開けて、コージーは笑い転げ、他のバンドメンバーもそれに続いたんだ。

コージーが今ここにいて、昔を思い出しながら笑ってくれたらと思う。75回目の誕生日を迎えたコージーに乾杯! あなたがどこにいるにせよ、あなたも祝っていることを願っています。

コージーのピュアさとスタイルを楽しんでもらうために、このラインナップのプロモを共有します」