ABBA - CREDIT: Steve Wood/Daily Express/Hulton Archive/Getty Images
ABBAは自分たちの音楽に多様性を持たせることを
ビートルズ(The Beatles)から学んだという。メンバーの
ベニー・アンダーソン(Benny Andersson)は英国の音楽雑誌レコード・コレクター・マガジンのインタビューの中で、多様なサウンドを生み出すきっかけについて、こう話しています。
「それは、僕らがビートルズから学んだことなんだ。彼らはある意味、僕らよりもずっと自分たちのスタイルを持っていたけど、彼らの場合、次のシングルは前のシングルとは全く違うし、3枚目も4枚目も5枚目も全然違っていた。当時は、多様性が必要だったんだよ」
ABBAは、そのような考え方を自分たちの作品にも取り入れ、2人のヴォーカリストを持つことでサウンドを向上させました。
「もうひとつ、僕が好きなバンドの多くに言えることだけど、複数のシンガーがいることは素晴らしいことで、それが助けになるんだ。ジョン(レノン)とポール(マッカートニー)、フリートウッド・マック、イーグルスなど、2人のシンガーがいることは素晴らしいことだよ。それがトラックの違いにもなるからね」
一方、アンダーソンは「Mamma Mia」がバンドが自分たちの音楽で何を達成できるかを認識した最初の曲であることを明かしています。
「“Mamma Mia”は、僕たちが“これは特別なんだ、今僕たちは十分に努力すれば、曲で何を達成できるかを正確に知ることができる”ことに気づいた時だったと思うよ」