デヴィッド・ボウイ(David Bowie)からのアドバイス。英オルタナティヴ・ロック・バンド、
ブッシュ(Bush)のフロントマンである
ギャヴィン・ロスデイル(Gavin Rossdale)はかつて、デヴィッド・ボウイから、音楽評論家から酷評されたときの対処法についてアドバイスを受けたことがあると、英Classic Rock誌のインタビューの中で明らかにしています。
1994年のデビュー・アルバム『Sixteen Stone』で大成功を収めたブッシュ。90年代半ばに絶好調だった一方で、音楽評論家から浴びせられた辛辣な言葉が彼を落ち込ませたこともありました。
ある夜、彼は1990年代に悪い評価も受けていたデヴィッド・ボウイに「このクソッタレにどう対処すればいいんだ?」と尋ねました。
それに対してボウイはたった3つの言葉で答えたとロスデイルは振り返っています。「Outlive your critics(批評家より長生きしろ)」。
ロスデイルはさらに「いま思い出しても、意味がわからない。まるで違う時代、違う時間のような気がする。でも、アルバムが売れず、注目されなければ、誰もクソみたいな批評はしてくれなかった。俺はそれに耐えることを学んだ。成功の反動だったんだ」「俺たちはみんな、本当に重要なことだというロマンティシズムにとらわれていたんだよ。バンドをやっている人は、自分を認めてもらいたい欲求不満の人なんだ。シンガーは特にね」と付け加えています。