MR.BIGのベーシストである
ビリー・シーン(Billy Sheehan)、元
ドリーム・シアター(Dream Theater)のドラマーである
マイク・ポートノイ(Mike Portnoy)、シンガー/ギタリストの
リッチー・コッツェン(Richie Kotzen)によるテクニカル・パワー・トリオ、
ワイナリー・ドッグス(The Winery Dogs)。8年ぶりの新フル・スタジオ・アルバム『III』を海外で2023年2月3日発売。リリース元はバンドのレーベルThree Dog Music。
2017年のEP『Dog Years』以来のスタジオ・レコーディング作品で、フル・スタジオ・アルバムのリリースは2015年の『Hot Streak』以来です。通算3作目。
最初の2枚のアルバムに続き、『III』は再びワイナリー・ドッグがプロデュースし、長年の仲間であるJay Rustonがミックスを担当しています。
新作のオープニングトラックでリードシングルの「Xanadu」は12月9日からアルバムを予約すると入手できます。
ワイナリー・ドッグスは何年にもわたって断続的に活動しています。2015年に前作『Hot Streak』をリリースし、世界ツアーを行った後、活動を休止し、3人はその後の数年間は様々な他のプロジェクトに集中しました。2019年にライヴを行うために活動を再開し、ポートノイによると、そのツアーの中でバンドが「3rdアルバムが間違いなくある」と気づいたという。
ワイナリー・ドッグスは、南カリフォルニアにあるコッツェンのホームスタジオで、何時間も顔を合わせて音楽的交流をしながら、主にその場で作られた新曲をジャムることによって、再びレコーディングする体制を整えました。
コッツェンは「スタジオで新しい音楽を作っているとき、最後に考えるのは“どうやってライヴでやろうか?”ということなんだ。現実的にライヴで演奏するところまで到達できないかもしれないけど、重要なのは、僕の頭の中、心の中、そして魂の中にあるビジョンをスピーカーから出すことなんだ。ツアーが決まって、日程が確定して、みんなでリハーサルルームに戻ったら、そこで“よし、これをどう解釈すれば、ライヴでも同じ曲として届けられるか”を考えるんだよ」と話しています。