モリッシー(Morrissey)は11月12日、ロサンゼルス公演を行いましたが、わずか30分でライヴを打ち切りました。チケットに300ドルを支払ったファンは払い戻しを要求しています。
モリッシーがステージを去ったすぐ後、バックミュージシャンの一人が観客に向かって「申し訳ありませんが、予期せぬ事態のため、ライヴは続行不可能となりました。とても残念です。また次回お会いしましょう」と言ったという。
モリッシーがステージを去った正式な理由は明らかにされていませんが、ファンの間で最も有力視されているのは、あまりにも寒くてモリッシーがパフォーマンスを続けられなかったのでは?という説。会場は10度前後だったそうで、あるファンはツイッターに「野外の会場で、森に囲まれ、標高も高い。きっと10度より寒く感じたはず」と投稿しています。
英Spinによると、モリッシーは2017年に野外公演を「ステージ上の暖房装置が作動しない」ことを理由にキャンセルしていました。当時、気温は同じく10度前後でした。
なお、モリッシーは以前に自身のウェブサイトMorrissey Centralで、新アルバム『Bonfire of Teenagers』を2023年2月にCapitol Recordsから発売すると発表しましたが、新たに同サイトにて「もはや2月にリリースされる予定はない。その運命は、もっぱらCapitol Recordsの手に委ねられている」と発表しています。