本作はジャスティンによるパーカッション・アートに捧げるラブレターで、彼は、次のような疑問に対する答えを求めて『Let There Be Drums!』の制作に着手しました。「ドラマーは生まれつきなのか、それとも、そうなるのか? リズムを刻み、バンドに欠かせない存在になりたいという衝動は、内なる何かから発せられるものなのか、それとも学ぶものなのか?」。この映画は、そうした疑問に答えるだけでなく、音楽がどのように世代から世代へと受け継がれていくのかを探っています。
ジャスティンは「映画『Let There Be Drums!』を作るというアイデアは、贈り物として思いついたんだ。1977年のクリスマスの日に、スーパー8フィルムカメラをもらったのが始まりだった。初めて撮影したホームムービーは、サンフランシスコのウィンターランドで父がステージに立つ姿でした。グレイトフル・デッドの演奏中、ドラム・ライザーに座っている父のすぐ後ろに座っている僕の目線で撮影したものです。ドラムとそれを演奏するドラマーは、僕の人生において重要な要素となっているのです」と話しています。
『Let There Be Drums!』は米国では10月28日に劇場公開と動画配信サービスが開始され、11月1日にはDVDがリリースされる予定です。