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ニール・ヤング、NFLの広告にBeckによる「Old Man」カヴァーが使用されたことに無言の抗議

2022/09/28 17:37掲載
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Neil Young
Neil Young
Beckによる「Old Man」のカヴァーがNFLの広告で使われましたが、ニール・ヤング(Neil Young)はこれを完全に承認しているわけではないようです。ニールは長い間、自分の音楽が不必要に商業化されることに反抗しており、今回も不満を持っていることを示唆する画像をSNSに投稿しています。

ニールは1988年の曲「This Note's for You」の反スポンサービデオの写真を投稿しています。その画像でニールは「SPONSORED BY NOBODY」と書かれたボトルを手にしています。

「This Note's for You」は、バドワイザーのスローガン「This Bud's for You」の捩りで、「ペプシのために歌っているんじゃない/コーラのために歌っているんじゃない/誰のためにも歌わない」「この音はあなたのために」と彼は歌っています。

ニールは2021年に自身の楽曲の音楽出版権(著作権)の50%を英Hipgnosis Songs Fundに売却しました。売却の条件や内容は非公開ですが、この契約によって、ニールは「Old Man」のような楽曲のスポンサー契約に対する拒否権を失った可能性があります。

さまざまなメディアがニールにコメントを求めていますが、今のところ、返事はないようです。