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ビートルズのインド滞在期に迫るドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』本編映像公開

2022/09/07 10:00掲載
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ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド (c)B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved
ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド (c)B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved
ビートルズ(The Beatles)のインド滞在期に迫るドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』の本編クリップ映像公開。

以下インフォメーションより

今回解禁された本編映像は、約半世紀の時を越えて、ポール・サルツマン監督が再びインドへと向かうもの。トロントからリバプールへ、監督が最初に向かったのは、1968年に彼が撮影した写真が飾られているザ・ビートルズの博物館「ビートルズ・ストーリー」だ。写真を確認した後、白いピアノに丸眼鏡が置かれ名曲「イマジン」が流れるジョン・レノンのコーナーでは、「ジョンと過ごしたのは…たったの1週間… 8日間だがとても優しく接してくれた」と振り返る。4人は「本当の兄弟のようだった。固く結ばれた家族だ。彼らの音楽と喜びにあふれていた。すばらしい4人だった、最高にね」と4人の素顔を今も鮮明に覚えている。

監督のインド再訪に同行するのはザ・ビートルズ研究の権威マーク・ルイソンだ。ムンバイに到着したふたりはジョージがレコーディングを行ったスタジオがあった場所に立つ。マハリシの僧院があるリシケシュに向かう列車に乗り込むと、「彼らはだれの意見にも惑わされなかった。確かなセンスで自分たちの音楽センスを見極めそれが世界中で支持された。今も色あせないのは純粋で嘘がなく、そしてこれが最も重要な要素だが、人為的な部分がないことだ」と、今もなおザ・ビートルズが世界の人々を魅了し続ける理由を語る。「ビートルズは何も説かなかった。メッセージを読み取ったならそれは思い込みだ。彼らは自分たちの音楽を作っていただけだからね、だがパワーをくれた。自ら考え表現する力を与えてくれた」と、自分たちの感性で数多くの名曲を通して、今も影響力を保ち続けている奇跡について言及する。

インド滞在期にザ・ビートルズが作った曲は、公称30曲と言われているが、アップル関係者によると48曲という説もある。本編にはルイソンがジョン・レノン・ミュージアム(現在は閉館)のカタログを取りだし、ジョンが残したメモを確認する場面もあり、日本のファンには嬉しい場面となっている。



本作は9月23日(金・祝)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国公開。

『ホワイト・アルバム』が生まれたインド滞在時に、バンドと共に過ごしたカナダの映像作家ポール・サルツマンが監督を務めています。

サルツマンは1968年、失恋の傷を癒やすために、北インドのガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)を訪れます。そこで彼が出会ったのは、ビートルズのジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター。サルツマンは、ビートルズとともに瞑想を学びながら過ごした8日間をカメラに収めました。それから50年、サルツマンはビートルズ研究の第一人者である歴史家マーク・ルイソンとともに、インドを再訪します。

製作総指揮はデヴィッド・リンチ(David Lynch)、ナレーションはモーガン・フリーマンが担当しています。

以下は以前に公開された映像

日本版予告編映像
■『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』
9月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺、新宿バルト9ほか全国順次ロードショー

監督・脚本・製作:ポール・サルツマン ナレーション:モーガン・フリーマン 製作総指揮:デヴィッド・リンチ
出演:デヴィッド・リンチ、パティ・ボイド、ジェニー・ボイド、マーク・ルイソン、ルイス・ラファム、ローレンス・ローゼンタール、リッキ・クック、ハリプラサード・チョウラシア、
デヴィアニ・サルツマン 2020 年/カナダ/英語/79 分/カラー/1.78:1/5.1ch
原題:Meeting The Beatles in India 字幕:大西公子 字幕監修:藤本国彦 配給:ミモザフィルムズ

(c)B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved