ザ・フー(The Who)の
キース・ムーン(Keith Moon)といえば、宿泊したホテルの部屋をメチャクチャにしてしまうことでも知られていますが、
ロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)によると、あるホテルのオーナーはそれを好機として捉えて、改装を望むたびに、キース・ムーンをそこに入れたという。ダルトリーは2018年に回顧録『Thanks a Lot Mr.Kibblewhite』を出版した際、プロモーションの一環で行われたデニス・エルサスのインタビューの中で、こう話しています。
「僕たちはセントラルパーク・サウスにあるナヴァロというホテルに滞在していた...今はもうないと思うけど...当時、彼らはスイートルームの改装を望むたびに、キース・ムーンをそこに入れたことは間違いない。もちろん、彼の贅沢な振る舞いで、家具や備品は破壊され、彼はそこを去り、改装の費用を払うことになる。最終的に、キース・ムーンはそのホテルの少なくとも40パーセントを改装したんじゃないかと思うよ」