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エリザベス女王が在位70周年記念コンサートでクイーン楽曲に反応してティーカップを鳴らした件 ブライアン・メイのアイデアだった

2022/07/27 17:12掲載
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The Queen clinking to We Will Rock You with Paddington Bear (Image: BBC)
The Queen clinking to We Will Rock You with Paddington Bear (Image: BBC)
6月、エリザベス女王の在位70周年を記念した音楽コンサート/ジュビリーコンサート『Platinum Party at the Palace』が、英ロンドンのバッキンガム宮殿周辺で開催されました。

女王はコンサートに出席しませんでしたが、事前に撮影されたオープニング映像に出演。映像では、「くまのパディントン」をバッキンガム宮殿にお茶に招き、最後には宮殿の外で始まったコンサートで、クイーンの「We Will Rock You」のビートが聞こえてくると、女王もティーカップをスプーンでたたいて拍子を合わせてます。

クイーン(Queen)ブライアン・メイ(Brian May)によると、女王に演奏して貰うというのはブライアンのアイデアだったとのこと。

クイーン+アダム・ランバートのコンサート・フィルム『Queen + Adam Lambert: Rhapsody Over London Live Concert Film』のファンQ&Aの中で、ブライアン自身が明らかにしています。

Q&Aで、このジュビリーコンサートのために、どのような準備したのかと尋ねられました。

ブライアン・メイ:
「ジュビリーの依頼が来る前に、すべてのツアーが組まれていたので、とても大変だったんだ。2晩やって1晩休むスケジュールだったんだけど、2晩やって1晩の休みがジュビリーになったわけで、5晩続けてやるのは体力的にとてもきつかったよ。結局、10日間で9公演やったと思うよ。もう、とんでもない。だから、ちょっとしんどかったけど、経験は素晴らしかったよ。一回きりで、一回きりの公演はとても恐ろしいものなんだ。ツアー中と違って、自分がどこにいるのかもわからないし。僕たちの会社でもなく、プロダクションでもない。その数分のために何ヶ月も準備してきたんだよ」

ロジャー・テイラー:
「もちろん、素晴らしいものだったよ。僕たちの演奏の前に、女王本人がパディントン・ベアに話しかけ、ティーカップで“We Will Rock You”をやってくれたからね。最高だったよ」

ブライアン・メイ:
「僕がお願いしたんだ。僕は“女王はそれを叩いてくれるだろうか”と言ったんだけど、彼らは答えてくれなかったんだ。前日までわからなかったんだよ。彼らは“ロイヤルの誰かにやってもらうかもしれない”と言っていたんだ」

もちろん、彼らは女王がそれを行うのを承諾してくれたことに喜びました。アダム・ランバートは全く知らなかったと認めています。

アダム・ランバート:
「みんなは、僕より先に知っていたんだね。僕はショーが終わって初めて知ったよ。ショーの後、YouTubeでそれを見て、“美しい!とてもクールで気に入った!”と思ったんだ」