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スティーヴ・ライヒ 「Runner」「Music for Ensemble and Orchestra」の世界初録音盤発売

2022/07/21 18:06掲載
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Steve Reich + Los Angeles Philharmonic / Runner / Music for Ensemble & Orchestra
Steve Reich + Los Angeles Philharmonic / Runner / Music for Ensemble & Orchestra
スティーヴ・ライヒ(Steve Reich)の新アルバムは、「Runner」(2016年)と「Music for Ensemble and Orchestra」(2018年)の世界初録音を収めたもの。演奏はロサンジェルス・フィルハーモニックで、指揮はフィンランドの女性指揮者スザンナ・マルッキ。デジタル配信とCDが9月30日、アナログレコードは12月2日に発売される予定です。リリース元はNonesuch Records。

ライヒによると、「Runner」は、管楽器、打楽器、ピアノ、弦楽器からなる大編成のアンサンブルのために書かれたもので、テンポはほぼ一定ですが、異なる音の長さに基づいた5つの楽章があり、間断なく演奏されます。タイトルは、急速なオープニングと、ランナーのように終わらすためには作品のペースを保つ必要があるという意識から付けられたという。

ライヒが親しみを込めて「Runner 2」と呼んでいる「Music for Ensemble and Orchestra」は、複数のソリストがいるバロック協奏曲の延長線上にあるもので、「Runner」をモデルにしており、同じ5楽章の形式をとっています。

このアルバムから「Runner: I. Sixteenths」が聴けます