ザ・ビートルズ:Get Back ©2021 Disney ©2020 Apple Corps Ltd.
ビートルズ(The Beatles)のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』。約8時間にも及ぶ作品ですが、監督のピーター・ジャクソンは「僕の本当の夢は、もっと拡張されたヴァージョンを作ることなんだ」とロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューの中で話しています。
同紙では、この作品のDVD/Blu-rayリリースにあわせてジャクソンにインタビューしています。その中でジャクソンは、さらなるアイデアの実現を訴えています。
「僕の本当の夢は、もっと拡張されたヴァージョンを作ることなんだ。これは僕が言っているのであって、Apple社はそんなことに興味はないんだ。彼らは間違っていると思うよ」
ジャクソンは、未発表音源を含む150時間以上ものオーディオと、57時間に及ぶレコーディング・セッションなどを収録した貴重な映像を使用して『ザ・ビートルズ:Get Back』を制作しています。当初は2時間から2時間半の作品を目指して制作していましたが、その後、新型コロナウイルスのパンデミックが発生。ロックダウンの中、ジャクソンはAppleに「僕たちは2時間半という時間が良い考えだとは思っていない。(長いカットを)見て、どう思うか確かめてください」と提案し、同意を得たため、『ザ・ビートルズ:Get Back』は全3話、約8時間にも及ぶ作品となっています。