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デヴィッド・ボウイの公式映画プロジェクト作品『Moonage Daydream』 9月16日に世界中の映画館で上映

2022/07/12 00:55掲載(Last Update:2022/07/12 11:31)
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Moonage Daydream (C) Neon
Moonage Daydream (C) Neon
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の遺族が公式に許可した初の映画プロジェクト作品である、ボウイの創作、音楽、精神の旅を描いた長編映画『Moonage Daydream』。9月16日に世界中の映画館とIMAXで上映されることが発表されています。現在までのところ、日本での上映についての情報はありません。

【update:2022/07/12 11:31】
サイトDeadlineによると、日本公開は2023年3月予定。



インフォメーションによると「『Moonage Daydream』は没入型の映画体験であり、デヴィッド・ボウイの謎めいたレガシーを明らかにするだけではなく、21世紀に充実した意義深い人生を送るためのガイドとなるオーディオビジュアル空間のオデッセイである」「『Moonage Daydream』はドキュメンタリーではない。史上最も象徴的で世界的なロックスターを題材にした、ジャンルを超えた映画体験だ」という本作は、ボウイの遺族から全面的な支持を受けており、彼の名曲の数々や未公開のコンサート映像も含まれています。また本作はボウイ自身のナレーションによって進行されます。

監督は、カート・コバーンのドキュメンタリー『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』などを手がけたブレット・モーゲン。

制作に5年を費やした『Moonage Daydream』は、デヴィッド・ボウイの人生と才能に光を当てたプロジェクトで、ボウイが音楽や映画だけでなく、ダンス、絵画、彫刻、ビデオやオーディオコラージュ、脚本、演技、ライブ演劇など、さまざまな分野でどのように活動していたのかを紹介するものです。

監督のモーゲンは2017年にボウイのエステートからアーカイブへのアクセスを許可され、マスター音源のほか、これまで公開されたことのない35mm&16mmフィルム用リールから未公開パフォーマンス映像も提供され、そのすべてが初めてスクリーンに登場します。また、本作に登場するすべての音楽は、オリジナルからドルビーアトモス、12.0、5.0、7.1/5.1にリミックスされています。

『Moonage Daydream』はモーゲンが脚本、監督、編集、プロデュースを担当しました。また、ボウイの長年のコラボレーターである友人の音楽プロデューサー、トニー・ヴィスコンティ(Tony Visconti)は、サウンドミキサーのPaul MasseyとDavid Giammarc、サウンドデザインチームのJohn WarhurstとNina Hartstone、そしてモーゲンの映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』で一緒に働いたVFXプロデューサーのStefan Nadelmanと共にこの映画に参加しています。

タイトルの『Moonage Daydream』は、1972年にリリースされ大きな影響を与えたアルバム『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』に収録された同名曲にちなんでいます。

本作は2023年春にはHBOとHBO Maxでストリーミング配信される予定です。

以下は以前に公開された映像

ティーザー・トレーラー映像