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ジャーニーのニール・ショーン「スティーヴ・ペリーとまた話をして仲を深めているよ」

2022/07/07 14:45掲載
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Neal Schon and Steve Perry - Photo: Kevin Mazur/WireImage
Neal Schon and Steve Perry - Photo: Kevin Mazur/WireImage
ジャーニー(Journey)ニール・ショーン(Neal Schon)は、vultureのインタビューの中で「スティーヴ・ペリー(Steve Perry)との最も愛すべき思い出」を聞けれています。その中で「また話をして仲を深めているよ。音楽的に再び一緒になろうとはしていないけど」「これからもっともっと仲良くなれるといいなと思っているよ」と話しています

「僕たちは、とてもとても緊密な関係だった。また話をして仲を深めているよ。音楽的に再び一緒になろうとはしていないけど、彼は今、僕がコントロールしているビジネスの一部を通じて、僕がどんな人間なのかを学んでいる。ジャーニーの商標を僕が取得したという話なんだけど、僕たちは自分たちの商標を所有したことがなかったんだ。ここ何年、多くの人が僕たちに嘘をついていた。僕と妻は、何年も調査してようやく真相を突き止めた。みんなと激しく争ったけど、なんとか商標を取得することができた。それで、その先のことを考えつつ、話をしているところなんだ。

スティーヴと初めて会ったときのことは、とてもいい思い出だよ。僕らはいつも一緒にいた。兄弟みたいだった。僕たちはクレイジーだった。夜遅くまでよく遊んだし、やってはいけないこともやった。酒を飲んだりした。いろいろなことをやりすぎた。でも、肝心なのは、何年にもわたって本当に楽しい時間を過ごしたということだよ。ステージ上でもステージの外でも、たくさんの永続的な瞬間があった。彼は本当に面白い男だった。

ロックの殿堂入りの前に一緒になったとき、フォートノックスのように鍵のかかった彼の部屋に入ることができたんだ。そこで楽しい時間を過ごしたよ。この人のことをまだ知っているような気がして、本当に素晴らしい友人でいられたんだ。

(ロックの殿堂入りの)ステージで何が起こるかわからないと思ったんだ。彼はいつも式典に招かれてパフォーマンスを披露していたけど、(この時は)スピーチ以外のことは断っていた。その理由は理解できた。数カ月にわたる憶測を経て、ペリーは2017年、彼とバンドにとって待望の再会を兼ねたジャーニーのロックの殿堂入りに出席した。ペリーは素敵なスピーチをした一方で、短いヒット曲のセットを披露することは避けた。代わりにジャーニーの現リード・ヴォーカリスト、アーネル・ピネダがパフォーマンスを行った。式典で、ある人がスピーチを長々としたとき、僕がスティーヴの耳元で話していて、彼が大笑いしている写真が何枚かあるんだ。人によっては、長く話すことで、自分が重要な人物であるかのように錯覚することがある。あるいは、自分が必要とする注目を浴びていないと感じるので、もっと長く話したくなるんだ。というわけで、長々と書いてしまいましたが、これからもっともっと仲良くなれるといいなと思っているよ」

同じインタビューの中で“「Separate Ways」のミュージックビデオを1から10点で評価して欲しい”と言われて、こう答えています。

「なんてこった!多くの人が理解していないことがあるんだ。これは、MTVのまさに始まりの時代だった。20万ドルや50万ドル、300万ドルのビデオを作る人は誰もいなかった。映画プロデューサーが資金面でバックアップしてくれるからと、ミュージックビデオに100万ドルも払っていた人たちもいた。なんというぼったくりでしょう。そういう時代になってしまったんだよ。当時は、マネージャーが来て“ミュージックビデオを作りたいんだけど。誰に頼もうか?”と言ってきたので、僕はウェイン・アイシャム監督を推薦した。彼が来て、ストーリーボードを作ってくれた。ニューオリンズの桟橋でやる予定だったんだ。ひどいかい? エアギターとキーボードが最高に安っぽい。10点満点だ すごくくだらないよ。ジャーニーはストーリー性のある映像が得意なバンドではなかった。“After the Fall”はひどかった。“Chain Reaction”はもうちょっと面白かった。あの時はスティーヴと僕が互いに押し合っていて、僕が彼の顔に乗っかってるんだ。ジャーニーのビデオで本当に効果があったのは、コンサートのライヴ映像が使われたときだけだと思う。観客を映したり、ステージ上の私たちを映したり、まるでライヴのようだった」