ブラック・サバス(Black Sabbath)の
ギーザー・バトラー(Geezer Butler)は10代の頃、会計士になろうと思っていた時期があり、会計士の見習いを3年間していたという。新しいインタビューの中で、その期間について「大嫌いだった」と振り返ったバトラーですが、とはいえ、経理の経験はバンドの初期に役立ったそうで、しばしばバンドの財務を任されていたとのこと。
バトラーはポッドキャスト『Eddie Trunk Podcast』に出演した際、こう話しています。
「15歳で学校を出て、3年間会計士の見習いをしたんだけど、まったくひどいものだった」「大嫌いだった。毎日、9時から5時まで仕事に行くのも嫌だった。嫌で嫌で仕方がなかったんだ」
そのうち、何度か抜け出すようになったという。
「結局、仕事に行くたびに酔っぱらっていた。それくらい嫌だったんだ。午後3時までパブに通い、4時に会社に行って、酔っぱらいながら、黒いボンバー・ジャケットをかぶって、シフトを乗り切ったものさ」「最終的に、工場と事務所を仕切っていた人が俺を事務所に呼んで“バトラー、お前はクビだ”って言ったんだ」
とはいえ経理の経験は、バンドの初期には重宝されたという。ギーザーによると、彼らが活動を始めた頃、しばしば財務を任されていたという。
「ああ、あの時だけはボロが出なかったよ」と彼は笑う。「本当だよ。一晩に20ポンドもらって、それをガソリン代に使って、お金が残っていたらチップショップに行ったりしていたんだ」