セックス・ピストルズ(Sex Pistols)のフロントマンとして「Anarchy in the U.K.」を歌った
ジョン・ライドン(aka ジョニー・ロットン/John Lydon)。1976年のリリースから46年後、彼は「アナーキーはひどい考えだ」と述べ、発言を事実上否定しています。
ライドンは英The Times紙に寄稿した新しいエッセイの中で、こう書いています。
「アナーキーはひどい考えだ。はっきりさせておこう。俺は無政府主義者(アナーキスト)ではない。企業の資金で運営されているにもかかわらず、その外側にいることを声高に主張している.org(※非営利団体などドメイン)の無政府主義者のサイトがあることに驚いている。とんでもない話だ」
また、エリザベス女王の即位70周年に合わせて、ライドンは王室に対する自分のスタンスも述べています。
「女王に神のご加護を。彼女は多くのことを我慢してきた。俺は王室の誰に対しても敵意は持っていない。気になるのはその制度と、その対価を俺が支払うという前提だ。そこで一線を引いているんだよ。俺の税金でスキー旅行はできないぞ、みたいな」