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キッス、レインボー、マノウォー等のアルバム・ジャケットを手がけたケン・ケリーが死去

2022/06/04 13:38掲載
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Ken Kelly
Ken Kelly
キッス(KISS)の『Destroyer』『Love Gun』、レインボー(Rainbow)の『Rising』、マノウォー(Manowar)の『Fighting the World』ほか6枚などのアルバム・ジャケットを手がけたアーティスト/イラストレーターのケン・ケリー(Ken Kelly)が死去。彼の友人でCoallier Entertainmentの社長兼創設者であるダニー・スタントンをはじめ、複数の関係者がケリーが亡くなったことを伝えています。76歳でした。

1946年にコネチカット州で生まれたケリーは、70年代初頭にコミックブックやホラー雑誌の制作に携わり、そのキャリアをスタートさせます。彼は70年代を通じて、Warren PublishingのCreepy誌とEerie誌の主要なカバーアーティストの一人として活躍しました。

キッスはケリーに1976年のアルバム『Destroyer』のアートワーク制作を依頼。このアルバム・ジャケットの人気により、多くのロック・アーティストがケリーに依頼するようになりました。レインボーは1976年の『Rising』を依頼し、キッスは1977年の『Love Gun』を描くためにケリーを呼び戻し、マノウォーは『Fighting the World』をはじめ1987年から2007年の間に6枚のアルバムでケリーを起用。コヒード・アンド・カンブリアは2007年のアルバム『No World for Tomorrow』でケリーのオリジナル作品をフィーチャーし、またケリーは元キッスのエース・フレーリーが2014年の発表したソロ・アルバム『Space Invader』も手がけました。

アルバム・ジャケット以外の分野では、ケリーは数十年にわたり、本の表紙からおもちゃのパッケージまで、ファンタジーにインスパイアされた彼独特のイメージを作り続けていました。

RIP KEN KELLY. You will always be a legend in the KISS world. Such a great guy, artist, friend.

Posted by Danny Stanton on Friday, June 3, 2022